日本の株式市場は活況を呈し、多くの企業が企業価値向上に向けた取組みを加速させています。しかしながら、2026年7月に改訂されたコーポレートガバナンス・コードでは、持続的な成長と企業価値向上の実現に向けて、経営資源の戦略的な配分や成長投資の重要性が改めて強調されています。
これは、企業価値向上に向けた機運が高まる一方で、日本企業における経営資源配分がなお十分に機能していない事実を示しています。実際に、経済産業省が公表した成長投資ガイダンスでは、日本企業の成長投資は欧米企業と比較して相対的に低く、価値を毀損する事業に資本が滞留している実態が指摘されています。
一方で、AIの台頭や地政学リスクなどを背景に、経営環境の不確実性はかつてないほど高まっています。その結果、将来の成長機会を見極めて果敢に投資を実行しながら、同時に投資規律と財務規律を維持することは、企業にとってますます難しい経営課題となっています。
このような中、経営資源配分をリードするCFOの役割はますます重要になっています。本セミナーでは、不確実性の高い時代において、CFOはいかに経営資源配分をリードし企業価値向上につながる成長投資を実現すべきかについて、鼎談形式で議論します。
開催概要
配信日時:ライブ配信:2026年9月17日(木)15:00~16:00
開催形式:Zoomによるライブ配信
対象:CFO、経営企画部門、経理財務部門の担当役員及び部門長
申込期限:2026年9月16日(水)12:00
参加費:無料(事前申込制)
主催:KPMG/あずさ監査法人
※定員になり次第、締め切りとさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
※同業他社様などのお申込みはご遠慮いただいております。
※本セミナーの視聴にあたっては、(1)有益な情報の提供(サービスのご案内、メールニュースの配信、ニューズレターの配送、セミナー・イベントのご案内や参加のご確認など)、(2)本セミナーに関するアンケート結果の共有およびお問合せに関する回答等の目的のため 、申込時にご記載いただきました個人情報を、東京コスモス電機株式会社(https://www.tocos-j.co.jp/jp/comon/privacy.html)および経済産業省(https://www.meti.go.jp/intro/privacypolicy/index.html )に提供いたします。
プログラム
鼎談「企業価値向上に向けた成長投資― 不確実性の高い時代にCFOは経営資源配分をどうリードすべきか ―」
テーマ:
・日本企業において経営資源配分が進まない要因はなにか
・Economic Profit を経営判断においてどう活用すべきか
・成長投資と財務規律はどのようにしてバランスをとるべきか
・成長投資をドライブするうえでのCFOの役割はどうあるべきか
※内容および講師は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
講師略歴
若林 勇人 氏
東京コスモス電機株式会社 代表取締役社長
前 J.フロント リテイリング株式会社 CFO (取締役 執行役常務 財務戦略統括部長)
1985年 大手電機メーカーに入社。一貫して経理・財務畑を歩み、海外での金融会社設立・運営を経てコーポレート戦略本部財務・IRGMに就任。2015年J.フロントリテイリングに転じ、10年に亘り取締役執行役常務財務戦略統括部長を歴任し、資本政策・財務戦略を推進。2025年 東京コスモス電機株式会社代表取締役副社長、2026年6月代表取締役社長に就任。日本CFO協会理事としても戦略的CFO機能の構築に向けたAIの活用・定着を推進。
松田 洋平 氏
経済産業省 経済産業政策局 産業創造課長 兼 企業会計室長
京都大学卒業。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)及びウォーリック大学にて修士号を取得。2001年に経済産業省入省後、中小企業庁、産業技術環境局、資源エネルギー庁、商務情報政策局、経済産業政策局、大臣官房等のポストを歴任した他、デジタル庁にてデジタル政策の企画・立案に従事。内閣官房新しい資本主義実現本部事務局内閣参事官を経て、 2025年7月に経済産業政策局産業創造課長に就任。
土屋 大輔
有限責任 あずさ監査法人 アドバイザリー統轄事業部 パートナー
1999年に大手都市銀行に入行後、2001年にIR・SRコンサルティング会社へ転じる。2013年に取締役IR・SRコンサルティング本部長に就任。2015年にKPMG/あずさ監査法人に入所。現在はCFOアドバイザリーの責任者として、CFO組織・機能改革をリードしている。ストラテジック・レビュー、ROIC経営、事業ポートフォリオマネジメント、キャピタルアロケーション、気候移行戦略等を通じて、CFOが意思決定の中核として企業価値向上を牽引するための財務戦略の立案および組織変革を支援している。