近時、不安定な国際情勢や、特定国への過度なサプライチェーン依存への懸念、先端技術の軍事利用などを背景に、経済安全保障・地政学リスク対応の重要性が増しています。
KPMGは、企業におけるリスク管理体制構築、リスク評価および対策の立案から実行まで総合的に支援します。
国際秩序の変容が企業経営にもたらす新たな課題
ポピュリズム・ナショナリズムの台頭、国家間の対立や紛争の増加、技術覇権競争の進展などを背景に、国際秩序の多極化・流動化が進んでいます。通商、サプライチェーン、技術管理などに関する政策は相互に関連し、企業はリスク対応にとどまらず、戦略・ガバナンス・サプライチェーンを見直すことが求められています。
散見される課題例
経済安全保障・地政学リスクの観点から、サプライチェーンを含むリスク評価、リスクを踏まえた取引・投資判断、危機への備えなどの取組み上の課題や、組織横断的なリスク管理体制を十分に整備・運用できていない例が散見されます。
経済安全保障・地政学リスク管理のアプローチ
戦略・ガバナンスに関わる組織横断的に対応すべき事項と、各リスク主管部門が従来より職責とされている事項(またはその延長)の両観点から、抜け漏れなく対応することが不可欠です。
経済安全保障・地政学リスクへの総合支援
経済安全保障・地政学リスクへの対応には、個別リスク対応施策だけでなく、経営戦略、サプライチェーン、ガバナンスを含む全社的な取組みが求められます。
KPMGは、AIを活用しながら、戦略立案から実行まで一貫して支援します。
| 領域 | サービス概要 | アプローチ・支援例 |
|---|---|---|
戦略
| 長期ビジョン・事業戦略策定 | 中長期経営戦略見直し、事業ポートフォリオ評価 |
海外再編・投資対応 | 投資案件リスク評価、M&Aデューデリジェンス、ガバナンス設計 | |
戦略リスク管理 | 重要リスク特定、シナリオ分析、対応戦略策定 | |
サプライチェーン | リスク分析 | 地政学シナリオ分析、脆弱性分析、サプライチェーン強靭化 |
BCP・BCM推進 | 危機対応、有事対応計画、危機管理体制整備 | |
インテリジェンス | インテリジェンス経営強化 | 国際情勢モニタリング、政策分析、インテリジェンス体制構築 |
CXOアドバイザリー | 経営層ブリーフィング、シナリオプランニング | |
法規制 | 輸出管理の高度化 | 安全保障貿易管理、制裁対応・プロセス改善 |
経済制裁対応の高度化 | 外資規制対応、投資審査制度対応、案件評価 | |
技術・サイバー | 技術流出対策 | 重要技術管理・研究セキュリティ体制構築 |
基幹インフラ リスク対応 | 基幹インフラ制度対応、サイバーリスク管理高度化 |
アプローチ例:経済安全保障・地政学リスク評価・対策の策定
KPMGのグローバルネットワークを活用しながら、日本企業に重要な影響を与える経済安全保障・地政学リスクを中心に、最新の動向を踏まえ、リスクシナリオや事業への影響を分析し、効果的・効率的な対策の立案と実行を支援します。
アプローチ例:経済安全保障・地政学リスク管理体制の構築
KPMGは、体制基盤の構築にあたり、現状診断のうえ、体制のミッション/機能設計(新設や既存機関の見直し)、役割分担の整理、インテリジェンス機能の設計など、組織運営に必要な対応をサポートします。
ステップ1 現状診断・戦略策定
経済安全保障・地政学リスクや体制・取組みを現状診断のうえ、見直しに向けた戦略を策定
ステップ2 体制・業務の見直し
リスクベースアプローチに基づき、人材施策、プロセス・IT、情報等に関する施策の具体化・準備を推進
ステップ3 改善の実行
体制・取組みの改善施策を実行し、経済安全保障・地政学リスク管理に関する新たなPDCAを推進
【経済安全保障・地政学リスク管理体制構築の視点例】
関連リスクテーマに関するKPMGによる支援
KPMGは、グループ会社間で連携し、専門知識やスキルを活用しつつ、経済安全保障・地政学リスク管理における各リスクテーマへの対応を総合的に支援します。
| 支援例 | |
|---|---|
| 安全保障貿易・経済制裁 |
|
| 情報セキュリティ |
|
| サプライチェーン |
|
| 税務 |
|
※FTA:自由貿易協定